ニュークロップ入荷しました!
コーヒー発祥の地、エチオピア。その中でも1,500~2,100mという高い標高に位置しているのが、シダモ地方イルガチェフェ地域の農園です。イルガチェフェは「湿地と草原」という意味を持ち、その名の通り年間降水量が多く、水源に恵まれています。
そして何より、イルガチェフェの特徴は「古来より人の手が加えられていないエチオピア在来種(heirloom種)が、他の木々や土と共生している」ということ。まさに自然そのものであり、コーヒー栽培において理想の土地なのです。
その中でもG1は全く雑味がなく、ピーチやシトラスのようなフレーバー、冷めるにつれてダージリンのような華やかさを感じられます。
エチオピアのウォッシュドの豆で感動するものと出会うことができず悩んでいたとき、焙煎の先生に「まだスコアは付いてないけどとても美味しい豆があるよ!」とオススメされ、この豆と出会いました。
イルガチェフェの素晴らしい環境と豆を活かすにはどうすれば良いかを考えると、答えは「浅煎り」でした。火をあまり加えないことで豆のポテンシャルを活かすことができ、よりフレーバーを感じやすくなります。
今年のクロップはフレーバーはやや落ち着くものの、レモンや柚子といった柑橘感は健在。より甘さを引き出す焙煎にし、一杯を長く楽しんで頂けるよう仕上げております。
例えると、紅茶にレモンスライス1枚とシュガーをスプーン1杯入れたかのようなコーヒーです。
飲む人によって、コーヒーのような、ワインのような、紅茶のような、さまざまな驚きを与えてくれるでしょう。
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